なぜ鍼灸なの？

WHY SHINKYU？

みなさまこんにちは。二代目仁恵堂の院長「加藤慎一朗」です。
ここでは鍼灸での治療について解説していきます！
ぜひ、ご自身に鍼灸の治療法が合うかどうかのご参考にしていただければと存じます！

そもそも鍼灸って？

鍼灸（しんきゅう）とは日本では昔から行われてきた治療方法で、一般的には東洋医学といわれるものの一つです。
鍼（はり）と灸（きゅう）という2つの手法を用いて、体のバランスを整え、健康を促進します。

鍼（はり）とは
極細の金属針を皮膚の特定のポイント（経穴）に刺入する治療法です。これにより、体の気（エネルギー）や血液の流れを調整し、自然治癒力を高めます。鍼は痛みが少なく、リラックス効果も高いのが特徴です。

灸（きゅう）とは
もぐさ（ヨモギの葉を乾燥させたもの）を使って経穴を温める治療法です。温熱効果で血流を促進し、体を温め、痛みや緊張を和らげます。冷え性や慢性的な痛みに特に効果があります。

日本における鍼灸の歴史は古く、奈良時代に中国から伝わり、その後日本独自の発展を遂げました。現在では、国家資格を持つ鍼灸師が専門的な教育と訓練を受け、安全で効果的な治療を提供しています。

鍼灸ってどんな効果があるのか、整体や病院との違いは何か、気になりますよね。
鍼灸の効果には以下の４つが挙げられます！

自然な治療法
鍼灸の最大の特徴は、体に備わっている自然治癒力を引き出し、根本からの健康改善を目指すところにあります。
薬に頼らずに体のバランスを整えるため、副作用の心配も少なく、安心して受けられる治療法なのです！

全身のバランスを整える
整体や病院の治療は局所的なアプローチが多いですが、鍼灸は全身のバランスを整えます。体全体の気の流れや血流を良くし、心身ともに健康に導きます。

幅広い症状に対応
鍼灸は、肩こりや腰痛などの筋肉の問題だけでなく、頭痛、眼精疲労、冷え性、生理痛、不眠症、ストレスなど、さまざまな症状に効果があります。特に「血の巡り」が大切な女性特有の健康問題にも対応できるため、多くの女性に支持されています。

薬に頼りたくない・そもそも病院要らずでいたい、という方が多いのではないでしょうか？
「自然な治癒力」を引き出す鍼灸はそんな方に合いますね！

そして…鍼灸の良さはこれだけじゃないんです。
実は深いリラクゼーションも促すんです！
その理由は大きく３つあります。

自律神経のバランスを整える
鍼灸は、自律神経系に働きかけることでリラクゼーションを促します。鍼やお灸による刺激が副交感神経を活性化し、体がリラックス状態になるのを助けます。これにより、ストレスが軽減され、心身がリフレッシュされます。

エンドルフィンの分泌を促進
鍼灸は、脳内でエンドルフィンと呼ばれる「幸せホルモン」の分泌を促します。エンドルフィンは自然の鎮痛剤であり、気分を高め、リラックスさせる効果があります。

筋肉の緊張を和らげる
鍼灸の施術は、筋肉の緊張を緩和するのに効果的です。筋肉がリラックスすることで、身体全体の緊張がほぐれ、深いリラクゼーションを感じることができます。

このように鍼灸にはリラックス効果があり、身体だけでなく心の健康もサポートします。
忙しい日常をから解放されたい方にぜひおすすめです！

鍼灸は歴史が長いため様々なやり方が生まれてきていますが、私が特に大切にしているのは、体が本来持っている「自然治癒力」を引き出すというところです。

では、体の自然治癒力はどのように働くのでしょうか？
東洋医学では、体内に「気」「血」「水」が流れ、これらが滞りなく循環することで健康が保たれると考えます。

その中でも、私は特に「血のめぐり」を重視しており、鍼灸を通じて血流を改善し自然治癒力を引き出しています。

血液は体内で酸素や栄養を運び、体温を保ち、病原体から守る重要な役割を担っています。
この血液が正常に循環することで、皆さんが本来持つ治癒力が発揮されるのです。

しかし、現代社会では疲労、冷え、ストレス、スマホやパソコンの普及による運動不足が、血のめぐりを妨げます。これにより、コリや緊張が生じ、痛みや不調が現れます。

病院では薬や湿布を出されて様子をみましょうとされて何とか過ごしたり、薬が効かなくて増えたり強くなったりされている方もいるでしょう。

「原因も含めて良くしていきたい、薬ばかりに頼らず体の中から良くしていきたい…」

そういった方々の想いに答えれるように鍼灸を通して血のめぐりを良くして体の中から良くなるように日々お手伝いさせていただいています。

当院では「血のめぐり」を重視した鍼灸治療を実施しています。
みなさまに当てはまる症状があるのか、安心してご来院いただけるのか、ホームページにてお確かめくださいませ！